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LORCについてセンター長挨拶

LORCは2003年に地域人材・公共政策開発システムオープン・リサーチ・センターとして発足しました。第1フェーズ(2003年度-2007年度)では「地域における公共政策と人的資源の開発システムの研究――参加型政策形成から認証制度まで――」、第2フェーズ(2008年度-2010年度)では「地域における公共政策と地域公共人材の開発システムに関する研究」をテーマとして研究を進めました。その後、2011年から名称を現在の地域公共人材・政策開発リサーチセンターに改めて、第3フェーズ(2011年度-2013年度)では「人口減少時代における持続可能な地域づくりのための制度的インフラと地域公共人材育成の実践的研究」を進めました。

第4フェーズではこれを受けて「限界都市化に抗する持続可能な地方都市の『かたち』と地域政策実装化に関する研究」をテーマとしています。これに関するキーワードは2つあり、「限界都市化」と「地域政策実装化」になります。

「限界都市化」という用語は新たに造語したものです。これは人口減少と高齢化の進行、地域資源の管理・活用能力の低下を直視し、行政や地域の経済・社会が健康で文化的な暮らしを持続するために必要な都市機能を質的/量的に維持することが難しくなっていき、こうした成り行きシナリオからでてくる様な状況を、限界集落という言葉から連想して、限界都市化として示しました。

「地域政策実装化」という用語には、地域社会変革インフラとしての大学というLORCのコンセプトが背景にあります。地域政策の開発だけでなく、それを担う地域公共人材や社会ネットワークを政策プロセスに包含していく、そのための人材育成活動をセットにして考えて、地域政策の実装化と考えています。

これに基づき、本プロジェクトの研究組織を研究統括班と2つの研究班をおいています。LORCの強みである理論と実践を架橋し、OECD(経済協力開発機構)やSCiRN(縮小都市研究国際ネットワーク)等、内外の研究・実務組織との事業連携開発を行い、発展的な研究を行っていきます。

LORCセンター長 白石 克孝(龍谷大学政策学部 教授)

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