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イベント・セミナー

ラウンドテーブル 『<聞く・聴く・訊く>こと-聞き手行動の再考-』

2016年1月23日-24日

 日時 2016年1月23日(土) 13:00-17:00
      24日(日) 10:00-17:00
 会場 龍谷大学深草キャンパス 和顔館 B108

開催趣旨

 コミュニケーションにおいて重要なことは「伝えること」であると考えられてきたが、近年「聞くこと」に注目が集まるようになってきた。「聞く」ことについて一般書も多様な方面から出版されている。LORCのこれまでの研究においても、地域公共人材に求められるコミュニケーションスキルとして「聞くこと」の重要性があげられている。<聞く・聴く・訊く>ことはコミュニケーションにおいて、どのような役割を担い、どのような機能を果たしているのだろうか。
 本ラウンドテーブルでは、コミュニケーションにおける聞き手行動に着目し、異文化やジェンダー、多様な関係性といった社会的なフィルターが内在されたやりとり(制度的・非制度的談話)において、会話参与者や対話者が示す「リスナーシップ」(会話の共同構築に向けた聞き手の在り方や貢献)についてその特徴や役割を見出すことを目標とする。さらに、リスナーシップ行動と、会話参与者、対話者のアイデンティティの変容や構築との関連性についても考察を行う。
 様々な談話を<聞く・聴く・訊く>という言語行動の観点から研究を行う言語・コミュニケーション研究者が集まり、それぞれの研究成果の報告を通して、<聞く・聴く・訊く>ことの諸相を明らかにし、聞き手行動がもたらす可能性を探求することで、リスナーシップ研究の社会的貢献についても議論を行う。

 

プログラム

1月23日(土)  

司会進行:難波彩子
1. イントロダクション(リスナーシップの先行研究等の紹介) 
2. 「融合的談話における聞き手のはたらき―『場の理論』による解釈―」植野貴志子(東京都市大学) 
3. 「日本語会話における場面の共創―聞き手行動にみられる協力的な重なりとつながり―」 難波彩子(岡山大学)
4. 「被疑者取調べにおいて『聞く(訊く)』ということ」 片岡邦好(愛知大学)
5. 「『聞き手としてのふるまい』から裁判員裁判の評議を考える」 森本郁代(関西学院大学)
6. 「リスナーシップとラポール形成-まちづくりの話し合い談話を事例として-」 村田和代(龍谷大学)


1月24日(日) 

午前の部 司会進行:植野貴志子
7. イントロダクション(1日目のレビュー)
8. 「空虚に作られたリスナーシップ―前提を共有できない相手を『聴かずに聞く』―」 増田将伸(京都産業大学)
9. 「聞き手行動が孕む二重の他者指向性」 岡本雅史(立命館大学)
10. 「ポライトネス方略を伴う評価提示発話に対する聞き手の『値踏み』行動を考える」 首藤佐智子(早稲田大学)
午後の部 司会進行:村田和代
11. 「初対面会話における日本人の笑い―共鳴現象としての<薄い笑い>を中心に―」 井出里咲子(筑波大学)
12. 「笑い・スマイル・無表情ー英語授業内スピーキング活動における聞き手役学生の情動表出をめぐって-」 横森大輔(九州大学)
13. 「聴き手の参与枠組み再考」 山口征孝(慶應大学) 
14. 「共感の示し方」 釜田友里江(早稲田大学)
15. 全体討議

※報告タイトルは変更の可能性があります。


申し込み・問い合わせ先

ご所属・連絡先・参加を希望する日程(一日目・二日目)を明記の上、下記アドレスまでお申し込みください。
e-mail: roundtable.lorc@gmail.com
ラウンドテーブル事務局 担当:宗田・並木

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